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社員対談①

2022.01.21

 

「どんな人でも絶対にこだわりが、あるはずなんだ」理想の家を実現する方法【現場監督×広報対談】

 

「やりたいことを全て伝えること。不安があったらそれも全部伝えて欲しい」

 

 

今回対談したのは、オールイー工事主任・現場監督・カメラマンとして活動している西村賢司さん(以後ケンジ)

湘南や三浦半島・横浜と現場を飛び回りつつ、プロのカメラマンとして人物や風景、動画編集をしています。現場のビフォーアフター写真も彼が担当し、1つの現場で数十枚~二百枚ほどの写真を撮ります。また地元である横須賀市のどぶ板お守りプロジェクトではボランティアで動画を編集するなど精力的に活躍しています。

本日たまたま休憩時間にのんびりしていたので捕まえて気になる点をいきなりインタビューしてみました。

 

 

現場監督について

 

「できることとできないことの線引きがある、それが難しい」

 

広報:現場監督って何をするお仕事ですか?

 

ケンジ:お客様のご要望を聞いて職人さんにそれを伝えて、その工程を管理する仕事ですね。

 

広報:なるほど。この仕事は何が大変ですか?

 

ケンジ:お客さんと職人さんの間を取って、できることとできないことの線引きがある。

間取りによってもこうしたいけど柱があってできないとか、あとはどうやったらきれいでかっこよく納まるか。しかもそれはあまり手間(=コスト)をかけず、お客さんにとって最高に満足度が高いものでなくてはいけない。それが大変かな。

 

広報:予算もあるしね。では、これはいい仕事をしたなっていう現場はありますか?

 

ケンジ:これはっていう現場は、いい意味でない。

 

広報:え!?思い入れのある現場も?

 

ケンジ:全部。

全部本気でやってるからこれっていう現場はない。お客さんに満足してもらいたいから全部本気でやってる。

 

広報:では特にここっていう思い入れはない?

 

ケンジ:ないっていうと語弊があるけど、全部いい。もちろん中身は色々あるけど、結果お客さんにどう満足してもらえるかにフォーカスしているから。じゃなきゃお客さんに失礼だから、全部が印象に残っている。

 

広報:2年前の現場もわかる??

 

ケンジ:全然わかる!全然わかるよ。

1現場1現場にストーリーがあるから。

 

 

この辺りから語り始めた西村さん。エンジンかかってきたー!!

 

 

好きなこと

 

広報:遊びはなにが好きですか

 

ケンジ:横乗り系ですね。サーフィン、スケボー、スノボー・・最近はサーフィンが特にはまっているかな。良い波があると行きたくなるし、今日とかも本当は行きたい(笑)ゆくゆくは海沿いに住みたいかな。

 

広報:好きなことは?細かい作業が好きとか、計画するのが好きとか。

 

ケンジ:いやー行き当たりばったりが好き!

行き当たりばったりで生まれる何かが好き。

事細かに計画をして頓挫するよりは大きくみてその時々で考える、その場面で対処していくのが好き。

計画するときはするけど・・

計画するのが楽しくない(笑)

 

広報:現場監督だめじゃんっ!!(笑)まぁ、プライベートでは、ですね

 

ケンジ:そう。反動でプライベートでは行き当たりばったりが好きになってる。

計画された何かよりその場で起こるハプニング

 

広報:・・・・笑

 

 

たまにでる名言に見える、迷言でなごやかモード♪

 

 

広報:好きなものとか集めちゃうものは?

 

ケンジ:今は集めていないけどレコードとか集めてましたね。

 

広報:音楽も好き?どんな音楽??

 

ケンジ:レゲエは結構好きですねー。レゲエは深すぎて語りすぎちゃうからお客さんと語ったりはしないけど、ぱっと顔見ればレゲエ好きかわかる。

 

広報:顔に!?レゲエ好きそうなインテリアがあるってこと?

 

ケンジ:そう、レゲェ好きな人は部屋にジャマイカの国旗、絶対ある。

レゲェに関するコーナーが絶対あるんだよね。

 

広報:それで判断?(笑)ヒップホップとかジャズが好きな人は違う?

 

ケンジ:ヒップホップだとニューヨークの何かモチーフもの。ニューエラの帽子とか。

エアマックスとかが玄関にあったら、あーヒップホップ好きなのかな?って思う。

レゲエ好きはジョーダンかな。ジャマイカ人ジョーダンとかアディダス好きだから。靴は見るね。

 

広報:(レゲエ好きって言ってたのにめっちゃNYの帽子かぶってる・・)

じゃ西村さんが在宅の工事に伺う場合はスニーカーチェックされると。

 

ケンジ:そう人柄がでるよね。

 

仕事で大切にしていること

 

広報:仕事上で大切にしていることは?

 

ケンジ:打ち合わせをして、予算外だったりなどでできることとできないことがわかる。

金額と折り合いをつけつつ、最初にもらった見積り内でどうかっこよくするか、どう使いやすくするか。限られた範囲以内で一番良いベストを尽くすことを大事にしている。

 

広報:なるほど。それは金額が天井知らずならできることはたくさん増えるけどそうはいかないもんね。

では、お客様にメッセージがあれば教えてください。

 

ケンジ:え?これ使われるの?(笑)

そうだな~。やりたいことを全部伝えてもらいたい。金額云々大事だけど、やりたいことを言っておいてもらえれば、色んな角度で考えられる。

広報:確かに。では1番困るのは綺麗にしたいっていうふわっとした人?

 

ケンジ:そうだね。どうしたらいいかな~っていうのは困る。

絶対あるはずなんだこだわりが。それを出して欲しい。

本当はこうしたかったんだよねー・・が1番つらいかな。

 

広報:うん。でも普段リフォームをよくするわけでもないし、わからなすぎて提案してほしい人にはどうする?

 

ケンジ:まずはカタログを持って行って、暗い系か明るい系か聞く。

どっちが好きですか?この家に必要な部屋はどっちのイメージですか?って。そのぐらいは答えられるはずなんだ。

おしゃれな大人の雰囲気なのか、家族で住む明るい部屋か、白系か茶色系なのか。明るい系なら海のイメージですかとか。

こうどんどん枝分かれしてくからそれでフロアタイルとか決めていく。違うなら写真を見せて、これに寄せてく感じですかって。

 

色と雰囲気から入っていくかな

 

まぁでもたしかにお客さんもどうしようって感じになるんだよね。

 

広報:家の仕様決めは難しいよ。これとこれ合うのかとか、これってできるのかなとか。

 

ケンジ:そうだね。でも不安も全部言うだけ言って欲しい。もやもやして満足度が下がるくらいならわがままなくらい要望は伝えちゃっていい。

ももちろんこれとこれは合いませんよとは言うけど、これがいいんですと言われればそうする。なるべくお客さんの要望に応えつつ、そのバランスは考えてあげられる。

 

広報:びっくりするような組み合わせを言われたら?柄とガラとか。

 

ケンジ:それは止める。だけどクロス(壁紙だったら)1回シンプルに仕上げて、すぐに張り替えられる。それがクロスのメリット。

最初はシンプルに仕上げて、もし変えたいなって思ったら1日~半日で張り替えられるから。

 

広報:その時に柄アクセントは入れればいい?

 

ケンジ:そういう提案もできるから、ベースをシンプルに作ってあげて、あとあとDIYでも何でもできるように。

間仕切り壁なんかを壊すのはプロに任せて、今後棚が欲しいってなるかもしれないって言われたら、ではベニヤいれておきますね・ビスきくようにしておきますようにってできる。DIYの需要は増えてるから今後はこうしたいとかまで含めて話して欲しい。

 

広報:では自由度が高い施工が得意ってこと?

 

ケンジ:そう。色んな可能性を秘めている部屋を作るのが得意。自分が飽きっぽいから!

 

広報:こうしたいときにこうしたい。そこにいきあたりばったりの性格が出てくるんだね!

 

ケンジ:だけどちゃんと下地が仕込んであるから、DIYやろうと思ったときにすぐにできる。そんな自由な家がいいよね。

 

広報:そうですね。わかりました!ありがとうございます。終わります。

 

ケンジ:ありがとうございます・・使われるのかぁ・・

 

 

肩肘張らない自然体で、独特な妖精のような雰囲気の西村さん。

シンプルな内装はもちろん、びっくりするようなアクセントを取り入れて

馴染ませるのが超絶上手いです。

この壁紙選ぶ人いるんだ~っていうものを見事に調和させます。

これからもYOUTUBEやインスタグラムに登場していきますので

よろしくお願いいたします。

 

 

広報:小野光里

 

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